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骨盤は、「腸骨+坐骨+恥骨+仙骨(仙椎)」の4つの骨の総称で、
腸骨+坐骨+恥骨の3つの骨を合わせて「寛骨」、といいます。
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骨盤の「歪み(ゆがみ)・ズレ・傾き・開き」の原因
骨盤が「歪んだり、ズレたり、傾いたり」する原因はどのようなことが考えられるのでしょうか?
■骨盤が歪んだり、ズレたり、傾く、開く原因
◎いつも同じ方の手で鞄(カバン)を持ったり、片方の手ばかりを使っている。
◎足を組むときにいつも同じほうの足を上にしたり、片方の足ばかりを使っている。
◎無意識のうちにいつも同じ方向を向いたり、変な姿勢で座るクセがある。
◎仕事などで長時間イスに座る生活を続けている。(長時間をパソコンを触っている)
◎かかとの高い靴・ヒールをよく履いている。
◎いつも横向きや丸まって寝ている。
◎運動不足による筋力(腹筋力)低下。
◎老化(加齢)
◎妊娠・出産
◎ストレス
骨盤の歪み(ゆがみ)チェック方法
骨盤の「歪み(ゆがみ)・ネジレ・開き・傾き」などが、さまざまな症状の原因といわれています。そこで骨盤がこのような状態になっているかどうかを、まずは自分でチェックしてみましょう。
正確とはいえないかもしれませんが、以下のチェック方法を試すだけである程度は自分の骨盤が歪んでいるのか、開いているのかが分かりますので、1度ご自宅でチェックしてみてください。
■骨盤の歪み(ゆがみ)チェック法1
・仰向けに寝て両足を腰幅に開く。
・左右の骨盤の1番高いところに親指を、床に中指をつけてその高さを比べる。
◎正常な場合は左右の高さが同じになりますが、どちらかが高い場合は、高いほうの逆側に骨盤がねじれている可能性が高くなります(右側が高い場合は左側に骨盤がねじれています)。
■骨盤の歪み(ゆがみ)チェック法2
・背筋を伸ばして正座する。
・肋骨の下に親指、骨盤の上に中指(人差し指)をあてて、その高さ(長さ)を比べる。
◎正常な場合は高さ(長さ)が同じになりますが、どちらかが長い場合は骨盤が傾いている可能性が高くなります(右側が長い場合は左側に傾いています)。
■骨盤の開きチェック法
・仰向けになって腹筋だけで起き上がってみる
◎正常な場合は腹筋だけで起き上がることができますが、起き上がることができない場合は腹筋力がかなり低下していることが考えられ、腹筋力が低下しているということは、腹筋で守られている骨盤が開き気味になり、内蔵(大腸)が下垂し、冷え性や肥満に繋がっていることが考えられます。
以上、簡単なチェック方法ですが、このチェック法である程度はご自分の骨盤が歪んでいるか、開いているかを知ることができます。
また上記のようなチェック法をしなくても・・・
・まっすぐ立った状態を鏡で見て肩の高さが違う
・足の長さが違う
・スカートが同じ方向に回ってしまう。
・一方の靴のある部分(特に外側の部分)だけがいつもすり減る
・ウエストの「くびれ部分」の高さが左右で違う
・下半身が痩せにくい(お尻が大きい)
などの場合も、骨盤の「歪み(ゆがみ)・ズレ・開き」が原因の場合が多いので注意してみてください。
妊娠と産後の骨盤
女性の骨盤は赤ちゃんを産むために、男性よりも幅が広くやや低めに位置しています。
また骨盤は1日の間でも開閉していますが、妊娠中はさらにこの開閉幅が大きくなり、出産が近くなるにつれて開く幅が大きくなり、出産時にもっとも開く(緩む)こととなります。
もちろん開いた骨盤は通常であれば閉じていき、妊娠前の状態に戻るのですが、骨盤の開閉がスムーズに行かない人の場合は産後、骨盤が閉じきらず、骨盤が開いたままの状態となってしまい、「冷え性・肥満・バストダウン・O脚」などの症状が出やすくなってしまいます。
特に「大きな赤ちゃんを産んだ・高齢出産」の場合は、骨盤が元に戻るのに時間がかかる、または戻りにくいといわれています。
そこで骨盤が開いたままの場合は、骨盤を元の状態に戻すことが大切になります。産後、骨盤が開き、元に戻っていないと思ったら、是非一度、当院にご相談下さい。

骨盤の歪み(ゆがみ)で生じる症状
腰痛・便秘・下痢・生理痛・不妊・肌荒れ
骨盤や骨盤に連動している腰椎が何らかの原因によって左右どちらかに、「歪む(ゆがむ)・ズレる・傾く」と、「生理痛・不妊・肌荒れ・腰痛・便秘・下痢」などの症状が出やすくなります。
■生理痛(生理不順)・不妊・肌荒れ
骨盤の中の仙骨(仙椎)は女性ホルモンと深く関わっている骨ですので、この仙骨(仙椎)が歪んでいたりすると女性の生理的な問題が生じやすくなったり、肌荒れなどの症状が出やすくなります。
■腰痛
骨盤と連動している「腰椎」が歪んだり、ズレたり、傾くことが、「腰痛」の大きな原因だと考えられています。
腰椎は5つの「椎骨」からなっており、常に腰痛がするのか?前後に曲げたときに腰痛がするのか?横に曲げたときに腰痛がするのか?立ったり座ったりする動作のときに腰痛がするのかによって、どこの椎骨が歪んでいたりズレているかが分かるといわれています。
■便秘・下痢
便秘や下痢はいろいろな原因が考えられますが、骨盤が左右どちらかに傾いているために、大腸の機能が低下し、「便秘・下痢」の症状が出やすくなっている場合もあります。
冷え性・肥満・バストダウン・O脚・不眠
骨盤の腸骨は1日の間でも開いたり閉じたりしていますが、何らかの原因によって、広がりすぎて閉じにくくなったり、逆に閉じたままの場合は、「冷え性・肥満(下半身、顔のむくみ)・バストダウン・O脚(姿勢が悪い)・不眠」などの症状が出やすくなります。
■冷え性
骨盤が開きっぱなしになると、腸骨で守られていた内臓が下垂してしまい、内臓の働きが低下するために冷え性になりやすくなります。
■肥満(下半身、顔のむくみ)
骨盤は頭蓋骨の後頭部にある「後頭骨」と連動していますので、骨盤が広がっていると顔の骨格も大きくなったり、骨盤が歪んでいると顔の骨格までもが歪んでしまったりして、いつも顔がむくんで見えたり、顔が大きく見られてしまいます。
また骨盤が広がっていると当然ヒップ(お尻)も大きくなり、それに伴って下半身の肉も付きやすくなりますので、下半身太りになる可能性が高まります。
ですのでいくらダイエットしても下半身が痩せにくい方は、骨盤が広がっている可能性が高いといえます。
■バストダウン
骨盤が広がるということは、骨盤の上にある肋骨が下がるということですので、当然バストも下がり気味になってしまいます。
いつまでも美しいプロポーションを保つためには、広がった骨盤をしめることも大切になります。
■O脚・X脚(姿勢が悪い)
骨盤が広がると、骨盤に連動している「大腿骨」も開くこととなりますので、足も外側に向きやすくなり、「O脚・X脚」になったり、猫背など、姿勢が悪くなってしまいます。
■不眠
骨盤が広がっていると上記のような症状が出やすくなりますが、逆に閉じたままの場合は「不眠・寝付けない」などの症状が出やすくなります。
人間の骨盤はリラックスしているときには骨盤が開き、逆に緊張したり頭を使っているときには骨盤は閉じています。
骨盤は1日の間で開いたり閉じたりしていますが、寝ているときにもっとも骨盤は開いていることが普通です。
しかし「緊張・不安」などによって常に骨盤が閉じたままの状態だと、当然寝れなくなり、不眠へと繋がってしまうのです。
また常に緊張していることから、「怒りっぽい・いつもイライラしている」などの症状も出やすくなります。
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